CCU 8床を含む44床の循環器病棟で心筋梗塞、狭心症を中心とする救急疾患に24時間体制で対応しています。心臓血管外科と密に連携し、緊急ACバイパス術や大動脈解離の手術にも即応しています。十分な説明と同意、迅速な診断と治療、早期退院を心がけて治療を行っております。
狭心症では 3~4日、急性心筋梗塞では合併症の無い場合10~14日の入院を目標としています。
なお、重症例を除き、冠動脈造影は橈骨動脈(手首の動脈)の穿刺法により行っており( 2011 年狭心症の 89% 、急性心筋梗塞の 82% )、検査・術後の安静臥床が不要となったため、以前と比べ検査後の苦痛が大幅に軽減し、狭心症の場合、症例によっては翌日退院も可能となっています。
ペースメーカ移植術に関しては、2006年10月より合併症の減少とリード寿命の延長を目的に胸郭外鎖骨下静脈穿刺法を導入しています。
疾患としては狭心症・心筋梗塞の他、心不全(弁膜症・心筋症等)、不整脈、高血圧、大動脈疾患、肺塞栓、肺高血圧症なども循環器内科の対象疾患です。動悸、息切れ、呼吸困難、胸痛、背部痛、めまい、“意識が遠のく感じ”などの症状がある方は早めに受診してください。
心臓リハビリテーションについて:
当院では2011年5月心大血管リハビリテーション施設認定を受け、急性心筋梗塞や心臓・大血管の手術を受けた患者さんを対象に、退院後も外来において早期の社会復帰・復職、生活の質(QOL)の改善、再発予防を目的とした運動療法や食事指導等を行っています。
不整脈のカテーテル治療について:
当院では2009年5月よりカテーテルを用いた、不整脈の検査(EPS)および治療(電気的焼灼術)を新潟大学第一内科の協力を得て行っています。主に心房粗動や上室性頻拍といった頻脈性不整脈が対象となります。意識消失の原因究明の目的で検査が行われることもあります。心室頻拍や心室細動といった致命的な不整脈に対しては、植え込み型除細動器(ICD)という機械の植え込みが必要な場合がありますが、ICDの植え込みに関しては現在新潟大学で手術を行っています。詳細については、外来を受診のうえでご相談ください。
よい診療を受けるには:
胸痛等の症状がある時は、翌朝まで我慢せず、いつでも救急外来を受診してください。
他院に通院中の場合、紹介状が無くても受診可能ですが、内服薬(実物又は印刷物)を全て持参して頂けると診療に役立ちます。過去の病歴、通院歴、家族歴やアレルギーの有無など、メモしておいて頂けると初診時に役立ちます。
患者さんへ一言:
どんな病気もある日突然発症します。『昨日まで何ともなかったのに?』と考えがちですが、狭心症や心筋梗塞は最初の治療によってその後の運命が決まります。初めての胸痛や 15分以上持続するもの、冷汗を伴う等、おかしいと思ったらすぐに受診してください。
症例数・治療・成績:
1982年より心臓カテーテル検査を開始、2011年12月までに総計11027症例、経皮的冠動脈形成術(PCI)2827症例(ステント1720症例)、体内式ペースメーカー616症例
*最近5年間の主な検査・手術件数と成績
医療設備:
デジタルシネアンギオ 2台(DSA有り)、MRI、64列MSCT、心筋SPECT、経胸壁・経食道超音波、大動脈バルーンポンプ、経皮的心肺補助(PCPS)
スタッフ紹介:::::::::::::::