前十字靭帯損傷とは
前十字靭帯は膝関節内の中央部で後十字靭帯という靭帯と交差するように存在し、大腿骨(ももの骨)の後方から脛骨(すねの骨)の前方に向かって付着しており、膝関節の前後や回旋の安定性を担っています。
前十字靭帯損傷は急激な方向転換や急停止をしたり、膝の外反を強制された際に起こります。もし前十字靭帯を損傷すると損傷直後は強い痛みを伴い、関節の中に血がたまります。損傷時にはブチッという音が聞こえる場合もあります。前十字靭帯損傷で一番問題になる症状は膝くずれと言われる不安定性です。これは多くの場合は日常生活レベルでは起きませんがスポーツなど活動性が高まった際に起こります。また未治療のままでいると半月板や軟骨に負担がかかり二次性の半月板損傷、軟骨損傷を起こす恐れがあります。尚、前十字靭帯の完全損傷が生じた場合、損傷靭帯自体が自然治癒して元どおりの機能を再獲得する見込みはほとんどありません。






