新潟医療センター

前十字靭帯損傷の診療の流れ

前十字靭帯損傷が疑われた場合はMRIという画像検査を行います。この検査では前十字靭帯断裂の有無だけではなく、半月板や軟骨損傷、その他の靭帯損傷、骨挫傷などの有無を知ることができます。


前十字靭帯損傷が判明した場合は患者様それぞれによって治療方針が決定されます。日常生活に支障がなく、スポーツ復帰を希望しない人には大腿四頭筋とハムストリング(膝屈筋群)の筋力強化訓練をします。スポーツ復帰を希望する人や日常生活動作が傷害される人には手術的治療が選択されます。当院では年間約50〜70例の前十字靭帯再建術を行っております。


手術を行う時期としては損傷直後に行うのではなく、膝の可動域が回復してから行っています。また小中学生は骨の成長の度合い、中高生などは部活の問題、受験の問題、社会人は仕事、トップアスリートはシーズンとの兼ね合いなどもあり個々の希望も考慮に入れて手術時期を決定しています。