消化器病センター発足にあたって
新潟医療センター外科は、胃、結腸、直腸、肝臓、胆嚢、膵臓などの消化器疾患を治療する消化器外科を中心に消化器外科専門医の資格を有する3名の常勤医が年間約300例の手術を行っています。胆嚢摘出術はもとより、胃癌、大腸癌でも低侵襲治療である腹腔鏡下手術を積極的に進め、また、消化管穿孔や急性虫垂炎などの緊急手術を行い地域の中核病院としての役割を担ってきました。
このたび平成26年11月10日から6名の消化器内科医とともに消化器病センターを立ち上げることとなりました。内科と外科の密な協力によって地域の皆様への質の高い消化器診療の提供ができるように研鑽を積んでまいりますので宜しくお願いいたします。
診療内容・特色
当外科は胃・結腸・直腸・肛門・肝臓・胆嚢・膵臓などの消化器疾患を治療する消化器外科を中心に乳腺外科、鼠経ヘルニアなど広範囲の外科疾患を手がけています。
2人の常勤消化器内科医及び新潟大学第一外科学教室と連携して患者さまに最適な治療の実現に努めています。年間約170件の手術を行い、全体の4割が悪性疾患(がん)であり手術後は必要に応じて抗がん剤治療を積極的に行っています。胆嚢摘出術をはじめとする腹腔鏡手術などの低侵襲治療も取り入れています。
穿孔性腹膜炎や急性虫垂炎(いわゆる盲腸)などの緊急手術を行い地域の中核緊急病院としての役割を担っています。
診療実績
主な手術件数(2013年)
件数 | 腹腔鏡手術 | |
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胃癌 | 13 | - |
大腸・直腸切除術 | 44 | 5 |
乳房切除術 | 13 | - |
肝切除術 | 4 | - |
胆膵悪性腫瘍手術 | 3 | - |
胆嚢摘出術 | 19 | 12 |
ヘルニア手術 | 50 | - |
虫垂切除術 | 33 | 1 |
痔核・痔瘻手術 | 7 | - |
総数 | 260 | 19 |
スタッフ紹介
副院長
大橋 泰博
略歴 |
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認定資格等 |
日本外科学会認定医 日本消化器外科学会専門医 日本外科学会専門医 検診マンモグラフィ読影認定医師 新潟大学医学部医学科臨床准教授 |
所属学会 |
日本外科学会 日本消化器外科学会 日本肝胆膵外科学会 日本癌治療学会 日本臨床外科学会 日本外科系連合学会 日本消化器病学会 |
部長
加藤 崇
部長
勝見 ちひろ
外来診療時間
受付時間は「外来診療担当医表」をご確認ください。